卵が先か、ニワトリか
昨日、社長室に呼ばれ、正式に昇格の話をいただきました。
入社3ヶ月、この会社に期待するところや、不満はないかと聞かれ、普段思っていることをいろいろ話しました。
その中で1つ、すごく考えさせられたことがあります。
私はディレクターにはコスト意識が必要だと思ってます。
我が社の収益はクライアントの売上に対する「レベニューシェア」で、運営にかかる費用は我が社持ち、という特殊な契約スタイルです。基本的に私たちの収入はそのクライアントの売上の○○%となり、クライアントの売上規模に大きく左右されます。
同じ改修をA社とB社で行っても、A社の売上が高く、B社が低い場合、A社では利益がでるけど、B社は赤字、なんてことが起こるのです。
社長は、ディレクターにはあまりコスト感覚をつけたくないと言います。
赤字が出るから「やらない」は、クライアントの成長を止めてしまうから。
卵が先か、ニワトリか。
難しい問題ですが、私はそれでも収支は知っておくべきだと思います。赤字のB社がその改修で次月から黒字になるなら、(そんな極端なケースはあまりないですが)赤字でもやるべき改修はやるべきです。
そこで、判断をするのが、私たちの仕事。
赤字になってでもやるだけの勝算があれば、問題ない。赤字を減らす努力は必要。
トータルでジャッジできるのが、最も理想的なんじゃないかな。と思う次第です。